宗教がなくなれば平和になる?

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なんかネットを見ていると、「宗教がなくなれば世界は平和になるのに」なんていってる人が結構いらっしゃいますよね。
匿名性が高いところですので、本音が書かれているのだと思います。
ただ、そういう発言をされる方の主張をよく読むと、宗教についての真摯に勉強されている方はあまりいらっしゃらない印象です。
大抵は他の方の意見に影響されているだけなんじゃないでしょうか。

よく槍玉にあげられるイスラム教ですが、テロ行為に走るイスラム教徒などほんのごく少数に過ぎず、ほとんどの人たちは弱い人たちを守り、他宗教の人たちと仲良くやっていくことを大切にしている、モラルの高い人たちだと分かります。
ちなみに、日蓮大聖人は徹底して非暴力を貫かれたようですし、創価学会も非暴力を推し進めている団体です。
一般のマスコミでは一切報道されていませんのでご存じない方がほとんどでしょうが、創価学会・SGIは非暴力運動を世界中で継続的に行っています。
核廃絶の署名運動では1300万人の署名を集めて国連に提出したりしています。)

戦時中の日本を含め、宗教を利用して戦争をする人間は少なからずいるようですが、一方で、世界平和を実現するために現実に行動を起こされている方の何割かは、宗教的な道義心・使命感を持って取り組んでおられるはずですし、個人的にはそういう方の方がモチベーションは高いのではないかと想像します。

「宗教がなくなれば平和になるのに」という方で、具体的に世界平和のために動いておられる方がどれだけいるでしょうか。
「平和になればいいな」と思っているだけ、言っているだけの平和念仏教になっているとしたら、まずは本を買って読んだり、信仰をされている人と仲良くなってみることから初めてみるといいのではないかと思っています。

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このページは、彩雲が2013年10月14日 16:19に書いたブログ記事です。

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